1965-05-12 第48回国会 衆議院 外務委員会 第20号
○椎熊委員 関連して。条約局長のいまのお話だと、次はソビエトとの領事問題に対する条約をやるだろう、こういうことなんですが、私どももソビエトの大使館からもそんなことを聞いているのです。というのは、戦前私の国の小樽にソビエトの領事館があった。それから、古い歴史の上からは函館にもあったのです。現在は小樽というところは通商関係でソビエトと非常に関係が深いわけです。
○椎熊委員 関連して。条約局長のいまのお話だと、次はソビエトとの領事問題に対する条約をやるだろう、こういうことなんですが、私どももソビエトの大使館からもそんなことを聞いているのです。というのは、戦前私の国の小樽にソビエトの領事館があった。それから、古い歴史の上からは函館にもあったのです。現在は小樽というところは通商関係でソビエトと非常に関係が深いわけです。
○椎熊委員 わかりました。
〔椎熊委員「そんなこと、知っておるなら言ってやればいいじゃないか、クイズじゃない」と呼ぶ〕
○松本委員 いま椎熊委員は退席されましたが、ちょっと申し上げておかなければなりません。社会党の代表でもないのじゃないかという言葉があったから特に申し上げておかなければなりませんが、これは内容的に言えば自民党も賛成だろう、私どもはいまでもそう確信しております。
椎熊委員の御発言について私が言及することはたいへん僭越でございます。
○臼井委員長 椎熊委員。
〔椎熊委員長代理退席、委員長着席〕 日本がこれに参加する理由は、禁止規定を必要としておるというのではなくて、全面かつ完全なる禁止をかちとることが目的だとするならば、そういう態度をとることが、すなわち核武装はしないという宣言を内外に向かってすることが同時に行なわれて初めて、参加の態度の筋も通りますし、参加する目的に対して効果的な措置であるというふうに私は考えるわけです。
〔委員長退席、椎熊委員長代理着席〕 結局それは署名する者の心がけいかんにあるわけでございまして、積極的にこれを橋頭堡として前進するという覚悟が必要で、この条約がざる法案的意味を持つということもよく国民に知ってもらいまして、このくらいなものでは安眠もできない、熟睡もできない、このことはフルシチョフ首相みずからも指摘しておるところであり、アメリカの中の国務省筋または民間の学者も、これで満足すべきでないと
その点はその点で椎熊委員のほうに申し上げておきまして、そこでこの問題についてでありますが、私は率直に言って、こういう問題についての基本的な誤りは労働大臣にあると思うのです。
○椎熊委員 議事進行に関して。 いまの国会法のたてまえから言いますと、各省から出てくる案件というものはすべて常任委員会へ回される。それは大体きまっている。それが、各省の所属がきまっていないような案件が出てきた場合に、これをどの委員会に回すかで問題になる。
○森本委員 まあこのくらい質疑応答をやっておけば、第三条の三の解釈については大体輪郭というものが明らかになったと思いますが、いま椎熊委員も言われましたように、こういうふうになるべくならば政令にゆだねるというかっこうは行ないたくないというのがわれわれの考え方でありますが、これが政令で定めるということになっておりますけれども、かりにこの法律が成立をいたしまして、これを解釈する場合におきましても、この政令
○椎熊委員 私はいかにも小さいことを言うようだが、今日の民主国会の本質的なあり方というものは、なるべく政令等に委任しないというのが根本の方針なんです。それですから、旧憲法時代には通常国会には三十数件より法律案が出なかったが、こまかいことはもうことごとく省令とかそういうものでやったのです。
○古池国務大臣 先ほどの椎熊委員の御意見、またただいまの森本委員の御意見、いずれもごもっともな点でありまして、私も全くそのとおりに考えております。したがって、今後この法律の運用につきましては、かような政令にまかす点についてはでき得る限り厳格に狭く解釈をいたしまして、これがいたずらに法の趣旨に反するようなことに流れないように、厳重注意をしてやりたいと考えます。
○椎熊委員 関連してちょっと聞きたいのですが、いま問題になっておるケーブルの問題は、所有権の範囲が確定していない問題です。破損して使ってもいないし、どこまでが日本のものかわからぬものですから、現在においてはこの法律は適用すべきじゃない。この範囲が確定したときにおいて考慮せらるべき問題で、現在は問題の対象にならぬと私は思うのですが、どうでしょうか。
〔赤澤委員長退席、椎熊委員長代理着席〕 自分で規制をするならかまいませんけれども、自主規制の要請があって、それに基づいてやる行為でありますから、これはOECDの精神には少なくとも一違反する行為であります。
○森山委員 私は椎熊委員が言われましたように、この代々木の放送センターについても、竜土町のテレビセンターと比較しての機能的な評価を決して忘れておるわけじゃない。しかし、また、いま上林山委員が言われましたように、一応これでどの程度のロスがあったかということだけは、やはり明らかにしておかなければならぬ。
○椎熊委員 いまのに関連して。もっともだと思うんですが、大蔵省へ竜土町を返した価格とか代々木のほうを払い下げてもらった価格とか、そういうことだけで利害得失を考えられる問題ではないのであって、利用価値の問題、将来公共放送としての立場から見て、どっちが有利であったか、金銭では具体的に出ない問題もあるんじゃないか。それらの点も十分御研究の上、いまの答弁をしていただいたら、非常にわかりいいと私は思います。
○椎熊委員 本委員会開会前の理事会において、すでにそういう妥協的の考え方があったとするならば、反対意見などを述べないで、賛成してこの附帯決議を提案すべきである。しかもまた、原案に反対なら、附帯決議に賛成して、どうして少数意見を本会議で述べられるのですか。少数意見は、全面反対意見なんです。
○椎熊委員 議事進行に関して。 ただいま議題となっている本問題に対して、社会党並びに民社党は、全面的に反対の意思表示をされました。しかも少数意見として反対意見を留保されております。これは議事規則によって、少数意見者は十分の一の賛成を得て議長に文書をもって提出し、なお本会議においてそのとおりの発言をすることが許されるのです。社会党、民社党は、本案に全面的反対ということは明らかなんです。
○佐藤(洋)委員 ただいま椎熊委員の発言につきまして、実は以前に原案に反対であって附帯決議に賛成だという事例がございまして、——ちょっと私いまはっきり記憶いたしませんが、現に私が附帯決議を朗読いたしました問題で、社会党及び民社党の賛成を得た例がございます。そういう意味で、今回も理事会におきまして、附帯決議には賛成するということでございまして、理事会の意思によって私は朗読したわけであります。
○椎熊委員 私の聞き及んでおるところによると、あなたから水野氏が二回ほど呼ばれていって、いろいろ御注文があった。水野氏は、大臣がせっかく御心配くださるのだから、大臣の顔を立ててこれこれのことをしようというので、一札文書を入れておるということを聞いておるわけです。
○椎熊委員 それじゃもう一ぺん聞きますが、具体的に言いますと、移動した株を愛知議員に預けておるということです。愛知さんはそれを承知せられたのですか。私の聞いておるところでは解決しておるというふうに聞いておるが、解決していないと言うから……。
○椎熊委員 関連して。仙台の問題についてお伺いします。 先般来、大臣大へん御苦心のようでございますけれども、当事者の早川氏の背景をなしておるといわれておる水野氏を郵政省に招致したと聞いておるのでございますが、そういう事実がございましたか。
○椎熊委員 私は、争いがあるよりない方が事業経営にいいということを言っておるのです。そこであなたが先ほどから善処せられるというのは、どういうことかと申しますると、円満にやっていくということに重点を置くのか。それならここで私は質問しますが、あなたは仮免許がおりるまでのあの会社の重役と、その後今日の重役が変化があるかどうか。そうしてその後改選したのであるかどうか。その二点をお答え下さい。
○椎熊委員 そうすると、先刻からのあなたの善処というのは、隠忍自重して、いわば、言葉が悪いが、敵側に回った人でも包容して、一年、二年と時間をかけてやっていく間には、公共に関係あるりっぱな事業をやっていくのだから、お互いがしんぼうして円満にやっていけるという自信のもとに、善処すると言われたんでしょうか。
○椎熊委員 発足当時と今日と一年たっても重役をかえなかったというのは、現に事実上対立しておる重役もおるはずであるのにかえなかったというのは、会社運営上、円満を期して、両方仲よくやっていくという趣旨からでしょうか。ただ一時のごまかしで、そうやっておいたら刺激がないからということであったのでしょうか、どうだったでしょうか。
○森本委員 そこで、電信電話事業の通信関係については、当臨時国会ではこれが初めてで最後の質問になるかと思いますが、この間椎熊委員の方からちょっと質問がありまして、総裁がごちゃごちゃと答弁をして、それで終わっております。
○森本委員 そこで大臣、お聞きしたいと思いますが、きのうの椎熊委員の質問に対しましても、受田委員の質問に対しましても、明確でなかったわけであります。そこで、FM放送の調査会においても鋭意検討しておるということはわかります。しかし、この段階において、NHKにFM放送は将来やらす。それ以外に民放にやらす場合もありましょう。
○椎熊委員 どうもそのくらいのことは率直に言っておかれた方が、まじめに実験をやっておるのに対して張り合いのあることだと思うのです。今大臣が、それは当然そうなりましょうね、くらいのことを言っても、実害はちっともないと思う。だれが聞いても当然のことだと思うのですが、それも今の段階で言われないとなれば、腹で了解することにいたしまして、これ以上は申しません。
○椎熊委員 関連して。 FMの実験放送を今NHKに許しているですね。NHKは非常に大きな犠牲を払って、大規模に実験放送をやっておるのですが、これで将来許される場合にNHKが除外されるというようなことがあるはずはないと思います。NHKだけは優先的にされるものだと理解してよろしゅうございますか。
これは私は、昭和三十四年でありましたか、武知委員と椎熊委員と三人で東北方面を視察したときに、この問題が持ち上がって、私は正式にこの委員会を通じて、早急にこの問題については郵政大臣として解決をつけるように善処すべきであるということを、行政視察の報告として報告書にも載せてあります。あれ以来すでに足かけ四年になっております。そのに間私が当委員会を通じて質問をしたことも三、四回あります。
○椎熊委員 関連して。NHKの方に、私は希望を申し上げておくのですが、ラジオの聴取料金の問題です。これはことしの予算編成にあたって皆さん非常に苦労され、私どもも非常に心配をし苦しんだのです。ただ私が現状に据え置くべしと主張したゆえんのものは、この料金が合理的であるからそうだというのじゃないのです。政府並びに政党の考え方に私は不純な点があったと思う。